今日から沖縄・高江のヘリパッド建設予定地の現場に来ている。
驚いたのは、日本政府の高圧的な対応を食い止めているのは、大半が白髪のご老人たちだったことだ。
30度を超える大地の上で、徹底した非暴力のスタイルで、抵抗の意志を示している。
これに対して、東京や大阪、九州から動員された若くて屈強な警察官は、まるで権力を誇示するかのように暴力的な鎮圧、排除を行う。
こんな事が、民主主義国家で許されていいはずがない。
資本主義で得た冨を享受する一部の人間たちは、いつか思い知るだろう。
歴史は繰り返す。
アンフェアな支配者の末路は、決して幸福ではない。
そのような対立的な世界に戻る前に、身に覚えのある人間は覚醒すべきだ。
承諾を得られなかったので、今日は撮影しなかったが、日が暮れたヤンバルの森に白髪の彼らが歌う「We shall over come」が響いた。
利己的な人間ばかりになった日本だけど、諦めていない人たちがいる。
明日は、高江の現場で何かが起きるかもしれない。