歯科業界のレジェンド、安田登先生と対談させていただいた。
その内容は、3月発売のアポロニア21「安田編集室」に掲載される予定である。
安田先生は、歯科用接着剤を開発され、歯を削るのは最小限にとどめるミニマルインターベンションを早くから実践されてきた。
東京医科歯科大の臨床教授を務めた後、現在はお茶の水で予防歯科を中心にしたクリニックを開業されている。
昨年、週刊ポストに11回にわたって私が連載していた「やってはいけない歯科治療」に関心をお持ちになり、対談相手に選んで下さった。
帰り道の途中、日本の歯科業界を変えることはできますか、という私の質問に対して、安田先生は力強くこう答えた。
「今からでも、日本歯科業界は変えることはできると思います。 その方法?保険診療の制度設計を根本から見直すことです」