がん免疫療法クリニックから利益を得ている日経グループ
☞「がん免疫療法の普及へ道筋を」 日本経済新聞 2017.11.10 「がん免疫療法の普及へ道筋を」と題した、11月10日付の日経新聞社説は、矛盾に満ちている。事情を知らない一般市民を欺く主張だ。 まず、根拠となるファクトを提示する。 https://www.youtube.com/watch?v=1odm9HM2ivA (追記:現在、この動画は削除されています) 上記URLは […]
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☞「がん免疫療法の普及へ道筋を」 日本経済新聞 2017.11.10 「がん免疫療法の普及へ道筋を」と題した、11月10日付の日経新聞社説は、矛盾に満ちている。事情を知らない一般市民を欺く主張だ。 まず、根拠となるファクトを提示する。 https://www.youtube.com/watch?v=1odm9HM2ivA (追記:現在、この動画は削除されています) 上記URLは […]
特集ワイド:10・21 安倍首相、秋葉原演説会ルポ 政策より「敵たたき」に喝采(毎日新聞 2017.10.24) 極右のような人々の群れが、安倍首相を応援する、むき出しの憎悪に満たされた、投票前日の秋葉原。 今日午後3時過ぎ、毎日新聞のトップサイトで再公開されたのが、この動画だ。選挙の結果を見ると、やはりこうした人々が相当いるのだと実感できる。この国は、いつの間にか大きく変わっ […]
「自民・公明で310議席獲得 改憲発議に必要な3分の2」(朝日新聞 2017.10.23)※現在、この記事は削除されています 前原氏が民進党を壊したのは、確信犯だろう。彼の不誠実で無責任な行動が、与党の大勝利を導いたのは明らかだ。もし読み違えたのなら、ただの大バカでしかない。 不公平で、平然と嘘をつき、仲間内で利益を独占し、北朝鮮を無駄に挑発して危機を煽り、極右思想を振りかざす […]
報道機関に所属している時は、様々な制約を受け、組織の論理に従わざるを得ない。 この情報を伝えてくれた堀潤さんしかり、かつて民放の報道番組に所属していた私においても同じだった。だからといって何かあっても組織は、個人を守ってくれるわけではない。 この若き記者の人間性は、選んだテーマを見れば分かる。もし、彼女が生きていれば、この乱世をどう伝えただろうか。 「過労死した元NHK佐戸未和 […]
銀歯が今月から値上がり!と言うニュースを受けて見つけたブログ。「歯医者さんで、銀歯になります!って言われたら、すぐに確認してください」目黒歯科医院 2016.7.31 日本人に馴染み深い「銀歯」に使われているのが、金銀パラジム合金。レアメタルでもあるパラジウムの相場が高値で推移していることを受けて、「銀歯」も値上げされた。この関連を調べている時に、去年自分が週刊ポストで書い […]
腫瘍内科と緩和ケアを行っている、西智弘医師。担当する患者100人以上が免疫細胞療法を受けたが、一人も効果があった患者はいなかったという。 また、免疫クリニックの説明で必ず出てくる話が、「抗がん剤と併用して免疫細胞療法を受けると、副作用が軽減する」。こうした患者がいるのか、聞いてみると、西医師は苦い表情で首を横に振った。 先の投稿でも触れたが、「患者の希望に応える」という、もっと […]
☞「他家臍帯血治療でなぜ医師は逮捕されたのか」日経メディカル 2017.10.5 厚労省がいよいよ免疫細胞療法の規制に乗り出す、というニュアンスの報道をNHKがここ数日行なっている。だが、どこまで本気なのか、引き続き注視する必要があるだろう。 がん拠点病院には免疫細胞療法を禁じる、民間の免疫クリニックは、施設基準で安全性を担保して継続、という決着の可能性もあるからだ。日本医科大 […]
私の事務所でお手伝いしている、スキルス胃がん患者家族会「希望の会」の動画・第4弾を公開した。 日本の公的な胃がん検診は、現在でもバリウム検査が主流だが、「内視鏡検査の方が3倍も発見率が高い」、「見逃しが多い」、「バリウムが大腸に滞留して孔を開ける」などの問題を抱えている。スキルス胃がんは、早期発見が難しく、進行も早いし、治療が難しい。胃がん全体の約1割を占めており […]
☞「南果歩 抗がん剤ストップ中と明かす」日刊スポーツ2017.10.3 この数日、女優・南果歩さんが、日本対がん協会のイベントで、標準治療を中止して代替療法に切り替えたと発言したことを巡って、議論となっている。日刊スポーツは、10月1日付の配信記事のリード(見出し)に『見本にして』と入れていたが、批判が高まったことを受けてなのか、今日になって、このワードをカットしたとみられる。 […]
9月29日、埼玉に拠点を置く、がん患者会シャロームさんの勉強会で、お話をする機会をいただいた。 テーマは「がん免疫細胞療法・白衣の詐欺師」。 約60人の参加者は、基本的に会員限定だったので、「がん免疫細胞療法の何が問題なのか」「患者を信用させる巧妙な騙しの手口」などを、潜入取材の映像や、実際のクリニックなど具体名を挙げてお伝えした。 会場には、免疫細胞療法に誘導さ […]
〈追記〉 このページも9/28午後に閉鎖されました。 前回の投稿で指摘した、フェイク患者支援団体の続報。 「フュージョン細胞はがん治療を変える」のサイトに、今月22日にOAされた、日テレ・ミヤネ屋の免疫療法特集について、次のような記載がある。 「番組のほとんどは、免疫療法はインチキだとする標準治療推進派の言いたい放題の内容だったのですが、出演されていました国立がん研究センター […]
「免疫療法バッシングは、週刊ポスト9月8日号に飛び火」と題する奇妙な投稿があった。「一般社団法人がん予防サポートセンター」という団体の代表を名乗るオオクボコウイチ氏という人物が、私の特集記事に対して、偏った内容で患者をバカにしていると批判しているのだ。この投稿に不自然な匂いを感じて調べてみると、オオクボ氏は有効性が立証されていない「免疫細胞療法」を行なっている組織の関係者と判明 […]
「こちらで対応する患者さんではないはずです。もう一度、しっかりご家族に話してください!」 救命救急センターの医師が、電話を叩きつけるように切った。 抑えきれないほどに、医師の気持ちが高ぶっていたのには、理由があった。 搬送依頼があったのは、これまで何度も運ばれてきた、在宅の末期がん患者。 その患者本人は、延命治療の拒否を書面で示していた。 医療現場で […]
VOL.3 最後まで仕事を続けるという選択 <出会い> 2014年9月、緩和ケア診療所いっぽの密着取材を開始した初日に出会ったのが、平野治行さんだった。 73歳にして現役の設計士。ほがらかな笑い声、強い光を放つ眼、才知溢れる会話。大腸がんステージ4を抱えている患者とは、思えないほど活力がみなぎっていた。 その奥深い人間性に惹かれ、16回にわたって、仕事現場から、自宅で最後の時 […]
スキルス胃がんの闘病中だった上山美奈子さんが、昨日の明け方に永眠された。今年4月、希望の会(スキルス胃がん患者家族会)のメッセージ動画は、体調を崩していたこともあって、入院先のベッドに座って撮影した。残された時間の中で、美奈子さんが伝えたかったこと、それをぜひお聞きいただきたい。 これまでスキルス胃がんは、早期発見が難しいと決めつけられてきた。「バリウム検査の方が、スキルス胃が […]
医師で僧侶の田中雅博さんが、すい臓がん末期となり、NHKのスタッフに密着取材を許可するところから番組は始まる。田中さんは明確にDNAR(延命治療の中止、または拒否)の意向を示し、セデーション(鎮静処置)を希望していた。 だが、医師の妻は徹底して延命をはかる。「私を眠らせてほしい」とはっきり言う田中さんに対して「薬を使わないのは、あなたが最期だと思っていないからだよ」と受け入れな […]
VOL.2・二千キロの旅に出た家族 「苦しい道と楽な道を選ぶなら、苦しい道を選択して、その様にすれば努力の実は成る」 抗がん剤の副作用で痺れる手にボールペンを握り、何度も書き直したこの一文は、会社を引き継ぐ次男に向けて贈られたメッセージだった。 松野徹也さんは昭和21年生まれ。30歳の時に機械設計会社を裸一貫で、群馬県高崎市に立ち上げ、業界で信頼される存在に育て上げた。 6 […]
VOL.1 神様がくれた家族の時間 「友達を連れてこられる家に住みたい、と娘に言われてね。よし、大きい家を建てようと、毎日4時間しか眠らないで働いたのさ。二人の娘はしっかり育ったし、母ちゃん優しいし、満足しているよ」 森下勝博さん(1949年生・伊勢崎市)は、亡くなる1週間前に、自分の人生を振り返ってこう話してくれた。自宅を新築したのを契機に、勝博さんは深夜帯の運送業務に就き、 […]
今日9月16日発売の週刊ポストに、緩和ケアをテーマにした特集記事を書きました。これは三年越しで取材している、緩和ケア診療所いっぽの密着ドキュメンタリーの予告版として発表したものです。 完治の可能性が低いステージ4のがん患者にとって、抗がん剤治療は、命を大きく左右する大きな問題です。治療を受けるか否か、どこまで継続するか中止するか、自己決定権が尊重される以上、その結果は自身が引き […]
元国立がん研究センター・がん予防・検診研究センター長の医師が、スタッフとして名を連ねている、東京ミッドタウン先端医療研究所。ここは、自由診療の免疫細胞療法クリニックである。権威とされる医療機関の名前を利用するのは、免疫細胞療法の「信頼性」を高める常套手段だ。同クリニックのホームページには、連携施設として以下の大学病院、有名病院が紹介されており、「病院のブランド」が、免疫細胞療法 […]